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               築地市場や魚と流通に関する話題

東日本大震災で被災された皆様には心からお見舞い申しあげます
平成23年03月17日

東日本大震災では未曾有の地震と大津波により、水産関係を含む多くの方が被災しました。
被災者のみなさまには心からお見舞い申しあげます。
幸い当社(北田水産株式会社、株式会社北冷、丸北水産株式会社)では人的物的な被害は全くなく、冷蔵倉庫内で多少の荷崩れがあった程度でした。

築地市場の状況

 築地市場周辺もかなりの揺れでしたが、建物設備にも人的にも全くと言って良いほど被害はありませんでした。
 地震翌日は物流の切断により入荷がほとんどなく、早朝に荷受各社の首脳が協議して開場と決めたものの殆ど開店休業状態となりました。
 翌月曜日は土曜日に上場予定の鮮魚などが入荷し、東北方面に転送予定の鮮魚が輸送できず築地市場に上場したため量的には潤沢でした。
ただし冷凍倉庫で地震の影響により出庫ができないケースが多発して物流は混乱しています。
 火曜日は止めの鮮魚があり、北海道方面からのフェリー代替輸送商品の到着もあり、量的には問題ない入荷のようでした。
 ただこの時点までにスーパーコンビニ等では買いだめが横行していましたが、刺身商材などの鮮魚は逆に買い控えられて余り気味となりました。
 また冷蔵倉庫の障害も一部回復しました。
 水曜日の休市をはさんで木曜日以降も築地市場では大きな混乱は見られません。
 入荷は三陸方面からの入荷が皆無なのはもちろんですが、全般に少なめ、にもかかわらず、飲食店からの受注が激減して市場内は閑散としています。
 これだけの大災害にもかかわらず築地市場の人達は、普段どおりの仕事を普段どおりに務めようとしています。素敵なことだと思います。

築地市場内の寿司屋街
いつもは観光客で1時間以上待つほどの
大行列でにぎわう場所ですが、大地震以降は
このとおりのガラガラ状態です。
 この食堂街は本来市場で働く人達向けの
施設なので、この光景は異常事態ではあり
ません。
 これが築地市場の食堂街の本来の姿
なのです。
 私も数十年前の築地市場の様子を思い
出しました。

 場内の仲卸売り場も飲食店の注文が少なく
閑散としています。

被災地の皆様のためにも保存性の食品
の買いだめは止めて鮮魚など生鮮食品
をお買い求めいただくようお願いいたします。

今後の影響について
三陸方面を中心として当社の関係先企業の多くが被災しています。
この地域には水産加工の工場が多く、また鮭、サバ、牡蠣などの漁業が集中している事は言うまでもありません。
今後中長期的な影響が非常に大きいと思われますが、災害の規模があまりに大きく、今の段階で具体的な影響を予想するのは困難な状況です。
今後、取引先の皆様、魚河岸北田、北海番屋をご利用の消費者の皆様にはご迷惑をおかけする事もあるかと思います。
諸事情をご高察のうえご容赦をお願いいたします。

(北田喜之助)


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