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               築地市場や魚と流通に関する話題

きぞう三越吉祥寺店オープン
平成13年06月15日

当社の新業態、「魚河岸まかない料理”きぞう”」 三越吉祥寺店がオープンしました。

当社では初めての”厨房付き”店舗⇒

「魚河岸まかない料理」をコンセプトに据えた新業態
 当社、魚河岸北田グループの新業態”きぞう”三越吉祥寺店が6月14日、新装開店した三越吉祥寺店B1Fにオープンしました。
 ”きぞう”は魚河岸のまかない料理をコンセプトに据え、魚を中心とした新鮮な素材を手作り感覚(まかない感覚)の調理でご提供する店です。また同時に当社としては初めて魚を素材に「弁当」の製造販売も始めました。
 「まかない」をコンセプトとしていますので、素材の鮮度や質には徹底的にこだわる反面、最近ありがちな「高級感」や有名料亭などの「ブランド志向」とは一線を画した、実質本位のホンモノの味を提供していきます。
 「きぞう」店舗の運営は当社グループの高見屋食品株式会社で行いますが、店舗のコンセプトが「魚河岸まかない」という事なので、北田水産からの素材の提供はもちろんの事、スタッフについても店長はじめ北田水産(魚河岸北田)からの応援を受けての運営となっています。

はじめての厨房付き店舗
 ”きぞう”には”厨房”があります。
 デパートの地下食品売り場、いわゆる”デパ地下”は食生活の中食化の流れを受けて、どこのデパートも充実に力を入れている分野ですが、同時に大手食品会社など各方面からの参入も激しく、競争はますます厳しくなっています。
 そんな中、多くの百貨店で、厨房を備えて”作りたての演出”で売っていくテナントが急速に増える傾向になっています。
 当社「高見屋」でも、従来は製造については全て大森工場で行い、売り場ではそれをリパックしての販売だけという形で、売り場での調理は殆どできない状態でした。
 しかし今回の”きぞう”では店舗に厨房のスペースを確保し、煮る、焼く、揚げるなどの調理が可能となりました。(売り場の他、バックヤードの中にも調理スペースをいただいています。)
 これにより、従来に比べてはるかに鮮度の良い、”作りたて”の惣菜や、ほかほかのお弁当をご提供できるようになるなど、メニューのバリエーションを大きく広げる事ができました。

好評な”きぞう弁当”
 また”きぞう”では”弁当”の販売も行ない好評を博しています。
 当社としては”弁当”は初めての試みでしたが、”きぞう”では当社得意の”鮭”や”さば”を素材に、他ではみられないボリューム感のある弁当を工夫し、吉祥寺店オープン前に三越銀座店でテスト販売した結果、リピーターが非常に多いなど非常に好評な結果でした。
 今回の吉祥寺店でも用意した百数十食はあっという間に売り切れ状態となり好調なスタートとなりました。
 弁当も百貨店のデパ地下では競争の厳しい分野で、、きれいに盛り付けられた”高級”な物は多いようですが、”きぞう弁当”のように魚をふんだんに使い、ボリューム感と出来たて感のある弁当というのは意外に貴重なのかもしれません。

きぞう弁当:鮭 きぞう弁当:さば

三越吉祥寺店は新コンセプトの百貨店
 ”きぞう”がオープンした三越吉祥寺店は、新コンセプトのちょっと変わった百貨店です。
 ここは元々、近鉄百貨店があった場所で、近鉄百貨店が撤退した後に三越(地下〜2F)と大塚家具(3Fより上階)が入店した店舗です。
 吉祥寺は本来、当社「魚河岸北田」吉祥寺店もある駅ビル「吉祥寺ロンロン」が圧倒的な集客力を誇る地域で、これに比べ、三越や伊勢丹など他の百貨店は駅から数分の距離が立地的なハンデとなっていました。
 そこで、この三越吉祥寺店のコンセプトは、「主に中高年層をターゲットに絞った生活密着型の新業態」となっていて、どちらかというとヤング向けのロンロンとの差別化を図っています。
 この結果、三越では他の百貨店であれば通常、化粧品売り場などが占領しているのが普通の1Fがすでに食品売り場となっていて、BFは生鮮やイートインを含む食品、2Fはファッションというより生活雑貨が多く、それも中高年向けのブランドだけ、というように非常にコンセプトのはっきりした百貨店になっています。また食品フロアでも、Natural House など健康を意識する世代向けの売り場も多く導入してあります。
 消費の不振が続く中、「なんでも揃う百貨店」という従来の常識にとらわれず、百貨店業界は、この三越のケースのように若者向け売り場をばっさり切り捨てるなど、その立地に応じてコンセプトの絞込みに工夫を重ねているという事でしょう。


 三越吉祥寺店  6月14日オープン!
JR吉祥寺駅より徒歩3分
営業時間:AM10:30〜PM7:00(土、日、祝は7:30)まで。(開店より年内は休まず営業。)

「きぞう」は地下1階、上りエスカレーター前にあります。
2F 
ファッション、生活雑貨
1F

ジョアン(焼きたてパン、ケーキ)
Kafer (洋惣菜)
FLO (ケーキ)    その他
BF
吉川水産(鮮魚)
築地食品(塩干)
なが田(焼き魚)
Natural House(自然食品)
Natural Kichen(自然食品の惣菜、弁当)
その他
開店当日はあいにくの雨の中、大勢の
お客様でごった返した。
3F以上は大塚家具のショウルームとなっている。
中高年のお客様も多い。
コンセプトは「魚河岸まかない料理」
きぞう」を宜しくお引き立てお願いいたします。
気取らず実質本位で。
鮮度と素材には徹底的にこだわって、
作りたてをご提供。


     おしながき
きぞう弁当”鮭”        ¥680
きぞう弁当”さば”       ¥680
うお炊きごはん(日替わり) ¥480/1折
海鮮五目野菜         ¥280/100g
さといもいか煮         ¥280/100g
生いか釜炊き         ¥280/100g
鯖蜂香揚げ          ¥280
その他多種。
こちら「高見屋」でおなじみの
そうざい各種。
 

(北田喜之助)


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