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               築地市場や魚と流通に関する話題

NHK-BS番組の取材(一魚一会)
平成12年12月19日

NHK-BS番組「一魚一会」の”鮭”が当社場外店で採録されました。

NHK-BSで来年放送予定の番組「一魚一会」の取材がありました。
 大江戸線の開通で例年以上ににぎわう場外市場ですが、今日NHKの番組の取材があり、場外店の店頭に並ぶ”鮭”を手に当社専務「北田喜嗣」が鮭の説明をし、収録されました。
 この「一魚一会」という番組は来年3月頃放送予定の番組で、毎回5分程度の時間で”鯛””いわし””さんま”など一つの魚種ごとに紹介していく番組だそう。それぞれ魚ごとに、専門の仲卸にお願いして収録していて、鮭の場合は「新巻鮭」の並ぶこの時期の場外が絵的にちょうど良いということでした。
 当店からは、当社専務の「北田喜嗣」が急遽出演する事になり、鮭の種類(秋鮭、紅鮭、時鮭)の違いなどを並べた鮭を前に解説しました。また、この手の番組の常で「鮭のオス、メスの見分け方。」というリクエストがあったのですが、実際には鮭の良し悪しは、ギンケ、ぶな毛などのグレードの違いが大きく、オスメスはあまり関係ない事を説明し、ブナとギンケの見分け方を切り身を使って説明する事になりました。
 買出しのお客様で混雑する場外で、取材はたっぷり3時間近く時間をかけて念入りに行なわれましたが、放送はほんの数分の予定。
 また当社の取材の後で、当店を御紹介いただいた堺静商店の小川社長が「キッチンスタジオ」にて自ら包丁をふるい、”鮭の氷頭”の調理法を収録するそうで出来上がりが楽しみです。
 「一魚一会パートU」放送予定はこちら。
 

築地とアメ横
 先日、多分前回の「TOPICS」を見たらしいお客様から「築地場外市場はアメ横と違いつまらない。」というお叱りのメールをいただきました。前回までの「築地場外」のご紹介で舌足らずの面があったかと思いますので、築地とアメ横の違いなどについて改めてご紹介します。
 メールの内容は、「今まで毎年末アメ横で買い出しをしていたが、今年は大江戸線も開通したので連れだって築地まで出向いた。ところが築地はアメ横と違い、値段はまけてくれないし、店員の接客態度も”売ればいい”という感じで良くない。築地とアメ横はちがうのか?。」というものでした。
 この客様が場外のどの店を御利用されたのかわかりませんが、場外の店舗の中には一般のお客様に対する接客態度がなっていない店があるのは確かな事で、この点猛省しなければならない事でしょう。
 アメ横の場合、ほぼ100%一般のお客様相手の”小売り”の業態で、その点築地より手馴れているようです。これに対し築地の場合は、(場内は卸専門なので論外ですが)場外の場合でも”卸を主にしているが小売りもしている”という店が多く、(当社の場外店もそうです。)そういった店の場合どうしても一般のお客様に対する接客に力を入れない店員もでてくることになります。
 また築地の場合、アメ横で良く見られるような大声で”値引き”をするようなスタイルの店は全くと言って良いほど無く、その点「築地はつまらない」と思われる原因かもしれません。
 築地の人はこの点プライドが高く、「値引きはしないが品質ではアメ横に絶対負けない。」という自負があり、この点は多分これからもあまり変わらないだろうと思います。
 実際、値段だけを見れば築地の値段は安いとは限らず、「地元の安売りスーパーの方がよっぽど安い」というケースも多いのです。
 築地へ初めて買出しに出かける方は、事前の情報収集で信頼のおける店を見つけ、なじみになるまでじっくり見てまわる事をお勧めします。

新しいお客様が築地を変える?
 地下鉄開通から1週間がたち、築地場外は昨年以上のお客様でにぎわっているようです。
 特に場外の”すし屋”は昼前にはどこも長蛇の列で、以前ご紹介した「蔵まぐろ」などもテンテコマイといった様子です。とにかく寿司店などの飲食業者にとっては”地下鉄サマサマ”といったところのよう。
 新たに増えたお客様の中には、先ほどのメールのように「今までアメ横へ行っていた」というような下町方面からのお客様が大江戸線を利用して築地まで来た、というケースも多いと思われます。(何しろ築地--御徒町、上野などの下町が一本でつながったのですから。)
 そのような新しいお客様が「良い品を安く」求めて大勢築地へ来場するとなると、やはり築地も少しづつ変わって行かざるを得ないかもしれません。
いままでの「品揃えと品質はOKだが値段はそれほど安くない。」街から「値段もリーズナブルで親しみやすい、楽しい」街に変わって行くのでしょう。築地は、やる気さえあればその可能性はある街です。

築地市場(場内:場外)へのアクセス
「築地市場駅」出口。(A1)
築地市場の正門脇に出る。
築地市場場内へはもちろん、築地場外への買出しの際はこちらが近くて便利
開通早々12日13日は場内が休市日にも拘わらず場外の買い出しの混雑は昨年以上の様子。
できたてピカピカの車内。
車両はミニサイズで幾分コンパクト。
乗り心地は良い。

 


普段はプロしか入場できない築地市場
築地市場周辺は、東京都の管理する「中央卸売市場築地市場」(通称;場内)と一般の人も自由に買出しができる場外に分けられます。
このうち都の管理する築地市場(場内)は卸売り市場のため、普段は魚商や寿司屋などのプロしか入ることのできない世界で、一般の人にはちょっと敷居の高い感じのする場所かもしれません。
 最近は観光客など一般の人が場内に入場している姿を見ることも珍しくなくなりましたが、それでもセリ場はもちろん仲卸の売り場などで実際に魚を買う事はかなり慣れた人でないと要領がわからず難しいのが現実です。
 しかし場外市場の方は一般の方大歓迎の店がほとんど。まず場外市場でなじみの店を作り、そこで情報収集をしてから「場内市場」へ突入するのも良いでしょう。

LINK 築地場外市場ホームページ
LINK 私の好きな築地情報!パーテイ好きな女性の築地場内買出し記録

(北田喜之助)


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