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               築地市場や魚と流通に関する話題

食べてはイケナイ魚たち
平成12年10月18日

毒があるなど、あまり知られていない「食べてはいけない魚たち」

 

海幸橋近くの衛生強化運動会場。
衛生関連のパンフレットや市場カレンダーを配布
魚にはつきものの「寄生虫」を説明する都衛検

今日(18日)東卸の衛生委員として「衛生強化運動」のお手伝いをしました。(いつも欠席ばかりでゴメンナサイ)
 築地市場の海幸橋口の会場で、食中毒予防などを呼びかけるパンフレットや毒キノコの見分け方の小冊子、そして市場カレンダーなどを配布しましたが、都の衛生検査所はこの会場で「食べてはイケナイ魚」を展示して注意を呼びかけていて、市場のプロでもあまり目にするチャンスのない魚ばかりなのでご紹介します。

アオブダイ
毒成分:シガテラ毒
特に肝臓の毒が強く、食べると体のしびれ、筋肉痛、関節痛などを引き起こす。
重症の場合運動失調、呼吸困難で死亡することもある。
オ〜コワ!
ふぐ
毒魚といえばこれ!。
ふぐの中でも特にアブナイ面々。
オジロバラハタ
毒成分:シガテラ毒
熱帯、亜熱帯海域のサンゴ礁の周囲に生息する魚がシガテラ毒をもつ場合があります。
日本ではオニカマス、バラフエダイ、バラハタなどの魚による中毒事例があります。

センニンフグ
毒成分:フグ毒(テトロドトキシン)

センニンフグは魚体の全てが毒のため食用にする事ができません。

症状:唇、指先のしびれ、嘔吐、運動麻痺。重症の場合は血圧低下、呼吸麻痺で死亡することもある。
ギンガメアジ
毒成分:シガテラ毒

症状:下痢、嘔吐、関節痛、倦怠感、温度感覚の異常(ドライアイス・センセーションと言います)。
 ムシフグ

こちらは当日展示された魚ではありませんが、
衛生検査所により築地市場の仲卸店舗で
陳列されているのを最近発見されたものです。

この「ムシフグ」は販売が禁止されています。

 それにしても、ここで展示された毒魚のほとんどが、実際に築地市場へ持ち込まれた魚の中から発見されたという事実に驚かされます。
築地市場の場合、衛生検査所や何より魚を良く知っている大勢のプロの目があるので比較的安心できますが、市場を通さない市場外流通の場合はどうなっているのか心配になります。

(北田喜之助)


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