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               築地市場や魚と流通に関する話題

第二回インターナショナル・シーフードショウ
平成12年7月12日

 今日(平成12年7月12日)から7月14日まで、東京国際展示場”ビッグ・サイト”で、第二回 ジャパン・インターナショナル・シーフードショウが開催されています。
 初日の様子を見てきましたので昨年に続き今年も簡単にレポートします。

会場;東京国際展示場”ビッグサイト”東1ホール

主催;(社)大日本水産会

2000年7月12日(水)〜14日(金)

 インターナショナル・シーフードショウは水産物に関する国内外の展示を集めたイベントで、昨年に続き今回で2回目になります。
 食品に関する展示会と言えばFOODEX(国際食品展)が規模も大きく有名ですが、こちらの方は水産物にフォーカスしている分、実質的な展示会と言えます。
 主催者側のスタッフの話によると昨年の来場者は会期中で17,000人、今年は20,000人が目標で昨年は天候が悪かったので目標は達成できそうとの事でした。
 出展者の数も海外勢も含め、数え方にもよりますが増えているとの事です。
 会場では、普段築地近辺で顔を合わせているような人も多く見かけられ、水産物にフォーカスしているとは言え「狭い世界だなあ!」と思える程でした。
 展示している企業の中には、当社とも普段から付き合いや取引をおこなっていて、よく知っている筈の企業も多いのですが、このような展示会であらためて見てみると、「あの会社はこんな物も作っていたのか!。」「この会社はこんな仕事もしているのか。」といった発見も意外に多いものなのです。
 普段、顔を合わせていても意外にお互いの業務内容や商品の内容を知らないという事が多いのは、この狭い世界の企業同士の間でも大いにあるようです。
 このような事を再発見できるのも、この種の展示会のメリットではないでしょうか。
 実際、この種の展示会で全く新たに取引先を開拓できるかと言えば、それはかなり難しく、ある業者が展示会で名刺交換して集めた名刺を調べてみたら、殆どが特異業者(パクリ屋)だったという事もあったそうです。
私達の仲間、、竹輪水産さん(八戸)のブース。
このブースの中に当社のカタログ「魚がし北田 新鮮市場カタログ」を展示してもらっています。
写真上;ペルー産のイカを使った格安のイカステーキ製品。

写真下;商品説明する竹輪常務。
 主力のイカ、サバ製品のほか¥100均一商品も多種展開していた。


中国などアジアからの出店も多かった
上は台湾企業のブース
オーストラリア ノルウエー

 
 
 ストルトカクーン株式会社の展示
今年のショウの中で、個人的に一番印象的だったのがこのブースでした。
 このストルトカクーン社はノルウエー資本の水産会社で、親会社にノルウエーでも大手の海運会社を持つ最近急成長している企業の日本法人。
 この会社はもともとノルウエーでアトランティックサーモンなどの養殖を行なう大手でしたが、そのノウハウを活かし数年前から北米にも進出し、カナダでは苦境に陥ったカナダ国内の業者が次々に消えて行くのをしり目に、いつのまにか養殖業者として屈指の生産量を誇るまでに成長した会社です。
 この日の展示でも、本家ノルウエーのサーモンの試食に加えて、アラスカ産の空輸イクラの寿司を試食させてアピールしていました。
 ブース自体のデザインも非常に垢抜けていてすばらしく、今回の展示の中ではデザイン賞モノだと個人的には思いました。また何よりスタッフが若くテキパキしていて会社の活力のようなものを感じました。
 ヨーロッパの業者が北米で養殖を行なって成功するという、(規制の多い日本では考えられない事ですが)言ってみれば国際的なバトルが行なわれ、その勢いで消費地の日本にまで直接マーケティングに来ているわけで、水産物の流通もいよいよ本格的なグローバル競争の時代になってきたという事を実感します。

(北田喜之助)


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