築地市場や水産物流通に関する話題、さかなを中心に「おいしいもの」に関する話題など。気の向くままに集めてみます。


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追記二題
平成11年7月29日

 アラスカ鮭鱒漁2600万尾程度に。
 米国アラスカ州の鮭鱒漁は、7月中盤はややダレ気味だったものの、終盤にさしかかた現在、一日50万尾近くの漁獲の日もあるなど、ややペースが戻ってきた模様。
 今シーズンの漁獲は、最終的には2500万尾以上は確実で、2600万尾程度になると言われている。
 この水準は、大不漁だった昨年に比べると大幅増ではあるが、平年に比べれば特別多いというわけではない水準となる。
 現地の水産会社や商社の話では、最終的な漁獲量は多いものの日本マーケットの関心事であるフローズン(カンズメでなく冷凍)の紅鮭については、今月はじめの漁獲に集中して処理が追いつかなかった事、さらには昨年の不漁に懲りた加工業者が「資材」の手当てを控えた事で結果的に生産量の増加に結びつかなかった事情もあり、日本への搬入は期待するほど無さそうな状況にある。
 一方、カナダの漁獲については、昨年はこちらもアラスカ以上の大不漁だったが今年は増産が、少なくとも「昨年のようなことは無いだろう」と期待されている。
 アラスカ、カナダの状況については、来月、私(北田)が出張しますので帰り次第レポートします。

アラスカ公取訴訟第二ラウンドは?。
 アラスカの漁民が現地の日本企業を集団で提訴していたカルテル訴訟については、日本側無罪の判決が出たのは既報のとおりです。
 しかし事態がこれで解決するかどうかが、漁民側控訴の有無で微妙になっているようです。
 もし控訴となれば長期の裁判が更に長引き、裁判費用もかさみ訴えられている日本企業にとっては頭の痛い問題となります。
 ただし、係争中の日本企業は将来の事もあり、「正義はいつかは勝利する。」という強い信念で対処しており、安易な和解は考えていないようで、私自身先日のある会議で係争中の会社の経営者からこの話を聞き、心強く感じました。
 ただ、余談になりますが既に和解してしまった会社に対しては、その会社(N社)が当時の水産物輸入のリーディングカンパニーだったこともあり、かなり不快に思っている様子もありました。

 

 もうひとつ、前回予告「どっちの料理ショー」の放送日が違っていました。当方の勘違いでした申し訳ありません。

(北田喜之助)


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